相続したマンションは一階なら売るべき

“マンションを相続した時に発生する様々な事態と今後の見通しをもとに考えていきましょう。まずは、マンションを相続した時に何があるのかですが、1つ目は相続税がかかります。これは周知の事実ですが、相続税は基本的に現金による一括払いが原則です。ちなみに税金を払うために銀行からお金を借り入れることはできません。貸金業や出資法など様々な法律に抵触してしまいます。誰もが悩むこととして、現金によるまとまったお金を用意することができずに、相続放棄するか売りに出して相続税を払うか選択することが多いです。
次に毎年の固定資産税の支払いがあります。これは戸建でおマンションでも等しくかかります。最後に住宅ローンです。通常、マンションを一括で支払っている人はほとんどいませんから、大抵銀行から借りている住宅ローンが残っています。以上を踏まえて、税金や債務を踏まえて売ってしまうか、賃貸に出して家賃収入を得ながら税金や債務を支払うか選択することになります。

もし、マンションが一階なら思い切って売ったほうがお得である可能性が高いです。まずマンションというのは1階でも10階でも家賃設定はほとんど同じです。さらに、一階というのは防犯上の理由から入居者に敬遠されがちなので、賃貸に不向きといえます。一方で、事業者の方のSOHO賃貸としては需要があります。事業者向けの家賃においては高層階より低層階のほうが家賃設定が低い傾向にあるためです。ただし、SOHO賃貸はまだ始まったばかりでメジャーではありません。現時点では見込みは低いと言えますので、賃料収入ではなく売りに出したほうが得策でしょう。ちなみに、一階のマンションは先ほど述べたとおり入居者に敬遠されがちと言いましたが、これは住民に限っての話です。事業者向けにはあてはまらず、むしろ買取が見込めますので余計な不動産を抱え込まず手放したほうがいいと考えます。

一方で、二階以上なら賃貸したほうがお得である可能性が高いです。まず、マンションは二階以上の入居率が高いです。なぜなら、防犯上の観点で優位にあり、景観もよく、もっと細かいことを言えば虫が入ってくることもありません。また、わずかですが家賃設定を高めにしても入居率に差し支えありません。賃貸に出した場合、固定資産税に加えて管理会社による管理費と修繕積立金がかかり、およそ家賃の30%ほどになりますので、利回りとしては年6%くらいになります。これならおよそ最大でも15年ほどで債務は払い終えられるため、黒字の不動産として手元に残せます。

相続した不動産は貸すべき?それとも売るべき?迷った際の参考になればと思います。”

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